公衆衛生医師の魅力
公衆衛生医師の魅力
ポイント1
疾病予防や保健対策により地域住民の健康を守ることができる
ポイント2
自然災害や感染症などによる健康被害の拡大を防ぐことができる
ポイント3
組織や制度、システムを動かすことができる
ポイント4
疫学などの社会医学の知識を活かすことができる
ポイント5
得意分野をつくり、エキスパートになることができる
ポイント6
全国の仲間と共同事業・研究ができる
公衆衛生医師として求められるもの
医師としてのセンス
患者の痛みがわかる臨床医と同様に、医学の知識や疫学を用いて、時代とともに変化する地域の健康課題を、医師として感じ取るセンスが求められます。
公衆衛生の知識・技術
地域の健康課題を見える形にして、わかりやすく伝えるためには疫学や医学統計学の知識が必要になります。さらに、予防の視点に立った健康管理には行動科学や健康危機管理の知識や技術、保健医療政策の企画力も必要です。
仲間づくり
公衆衛生の対象は地域のさまざまな人々です。保健・医療・介護・福祉だけでなく人々の生活に関わる多くの種類や機関などとコミュニケーションをとり、つながり、動くことが必要です。
代表的なキャリア
係員級
臨床研修修了以降から
年収約840万円から約950万円
主に保健センターに配属され、保健センターにおける医師業務や行政実務を習得します。各種研修等に参加する機会も多く確保され、専門性の向上に努めます。
係長級
医師免許取得後7年程度から
年収約1,000万円から約1,100万円
医師業務とともに、係員を統括し、事務の取りまとめや対外折衝も担当する「プレイングマネジャー」、現場の大黒柱といえます。
課長級
医師免許取得後12年程度から
年収約1,220万円から約1,400万円
幹部として、全体の意思決定に関与するのがこの立場からとなります。各分野の部下を束ね指導するとともに、医師業務も引き続き担っていきます。
部長級
医師免許取得後21年程度から
年収約1,480万円から
保健センター所長または同格の役職を担い、組織の「キャプテン」として活躍します。医師、行政官、管理者としての総合スキルが求められます。
- ※昇任時期や年収はモデルケースです。実際と異なる場合があります。
- ※年収には、給料のほかに地域手当、初任給調整手当、期末・勤勉手当等が含まれます。
- ※上記の金額以外に、扶養手当、通勤手当、住居手当、時間外勤務手当等の諸手当が条件に応じて支給されます。