保健センター医師のある一日

公衆衛生医師の業務紹介2(保健センター医師のある一日)

保健センター勤務医師の一日に密着しました。

片山主査の写真

08:30登庁

08:45朝礼

当日の所内事業予定や連絡事項を課内で共有します。

中保健センター

09:00結核集約検査

名古屋市は結核り患率が政令指定都市の中で 4 番目に高くなっています(令和 3 年)。結核の管理医師として感染拡大防止や再発早期発見のため、接
触者健診や治療を終えた患者に対する管理検診に従事します。

テーブルを囲み打ち合わせする様子

10:00市民からの相談対応

定期予防接種や日常的な感染症予防策に関する市民の相談を受けます。

オフィスで打ち合わせをする様子

11:00所内会議

12:00昼休み

13:00講習会準備

市民向けに感染症対策や健康づくりをテーマに講習会を行います。保健師、管理栄養士、事務職など様々な職種の職員と打ち合わせをして準備をします。

片山主査が職員と昼食をとる様子

14:00HIV・性感染症検査会

保健センターでは定期的に HIV・性感染症の無料匿名検査を実施しています。医師は検査前説明や結果説明に従事します。検査陽性例はダブルチェックしています。

講習会の様子

16:00医療機関からの相談対応

感染症の患者発生や院内感染に関する相談を受けます。

講習会の様子

17:00検体回収

行政検査による病原体の解析が必要と判断した場合は、医療機関から検体を回収し、市衛生研究所へ検査を依頼します。

講習会の様子

18:00退庁

番外編①感染症予防講習会

感染症のまん延を防ぐため、高齢者施設や保育園などを対象とした講習会を開催します。ロールプレイングを実施し、現場で活かせるように工夫しています。

講習会の様子

番外編②地域保健事業打合せ会議

月に一度、市の公衆衛生医師が集まって会議を開催しています。研修受講後
の知識や自身の研究の成果等を他の医師へと伝達したり、意見交換したり
することで医師としてのスキルを高めます。

講習会の様子