保健センター所長のある一日

公衆衛生医師の業務紹介1(保健センター所長のある一日)

千種保健センターの葛島所長の一日に密着しました。
市民の健康を守るために活躍する名古屋市公衆衛生医師の業務の一部をご紹介します。

山田所長の写真

08:30登庁

千種保健所は千種区役所(現在仮設庁舎)の中にあります。
地下鉄東山線東山公園駅から歩いて約7分です。

自転車で登庁する山田所長

09:00午前(その1)情報確認及び指示

所内各所、また外部からも毎日多くの情報が届きます。それらを把握・分析し、必要に応じて指示を出すのが所長の重要な役割のひとつです。

パソコンを操作する山田所長

10:30午前(その2)ミーティング

保健センターには、行政職のほか、医師、保健師、薬剤師、歯科衛生士、技師など多くの医療職も働いています。
週末に開催される市民向けの歯科健康講座に向けて、歯科衛生士、保健師、行政職の方たちとの打ち合わせです。
多職種で連携して業務を進めるため、良好なコミュニケーションを図ることが大切になります。

会議の様子

12:00昼食

午前の業務を終えての休息の時間です。

山田所長が職員と昼食をとる様子

14:00結核部会

結核患者に対する入院勧告が適切に行われているか、治療が適切に行われているかについて、専門医や弁護士・人権擁護委員に意見を求めます。
公衆衛生医師は担当区内の結核患者の病歴や菌検査の情報などをプレゼンテーションします。

会議の様子

17:45退庁

後片付けをして、退庁です。
地区医師会や地域の会合の会議などに出席することもあります。
地域の方たちとの交流も大事な仕事で、住みよい街を目指し、地域ぐるみでのご理解・ご協力をお願いしています。

退庁する山田所長

番外編保健センター所長会

月に1度、16区の保健センター所長が集まる「保健センター所長会」が開催され、懸案事項の話し合いや情報共有を行います。

会議の様子